築40年のおうちに10年住んで
「切りの良い時期 変えるなら今!」と思い、
仕事仲間からの紹介でご依頼をしてくださった
Iさん。
完成から3年半、「快適に暮らしています!」と連絡してくださったIさんのおうちにおじゃましてきました。

リノベーションへのご希望
・キッチンはコンパクトに
・段差は少なめ
・洗面でチョコちゃんを洗いたい
・木の雰囲気が好き
・使い込まれた雰囲気
・明るすぎない空間
などのご要望を伝えてくださったIさん。
気になるインテリアの写真などを見せていただくと ヴィンテージ感のあるかっこいい雰囲気。
打ち合わせを重ねることで
・お母さまから贈られたタンスと鏡台を活かすこと
・靴好きの息子さんが集めたたくさんの靴を収納できること
ということも大切なポイントだということがわかってきました。
基本的にはおまかせします!ということでしたので
暮らし方やお仕事と家事のバランス、生活動線などをおうかがいしながら
Iさんが暮らしやすい空間、Iさんの好きな雰囲気を
カタチにしていく設計をスタートさせました。

リビングとIさんの寝室をゆるく繋げて
一体感のある空間に!
もともとリビング奥の部屋は息子さんの寝室として
使っていましたが、
息子さんが大学生になりお家で過ごす時間が少なくなったことを考え、その空間をIさんの寝室にすることを提案。
Iさんの寝室をリビングと繋げることで、空間全体に一体感が生まれ
広がりを感じながらのんびりくつろげるおうちになったのではないかと思います。


リノベーション後の暮らし
リノベーションした後の暮らしをお聞きすると、
物を買う前に『おうちに合うかな』『置くところはどこかな』と考えるようになり、
以前のように物を簡単に増やさなくなったそうで、
「ソファに座って(となりには愛犬チョコちゃん)
テレビを見ている時間が本当にくつろげるんです!
リノベーション前に感じていたおうちへのもやもやがなくなったのもうれしい変化です」とのこと。
もやもやがなくなった!
また「リノベーション後はこまめにお掃除ができるようになりました!」とのことで、
これはおうちのもやもやがなくなる大事なポイントだと思うのです。
おうちのもやもやというのは、
掃除しないとなぁ
↓
その前にあれをどけないとなぁ
↓
あそこにある物ってなんだったけなぁ
↓
片付けるのめんどうだなぁ
↓
また今度にしよう・・・
という場所があればあるほど感じやすくなるものです。
本当に好きな空間になる
おうちが自分にとって本当に好きな空間になると、
自分にとって必要なもの・必要でないもの、
思い入れのあるもの・思い入れのないものがわかるようになり、
物を適正量にできたことで、思い立った時にパッと掃除や片付けができる状態になります。
その状態が、もやもやを減らすことにつながっていると思います。

増えるワクワク
また、リノベーション後は観葉植物に興味が湧いて、少しずつ自分の好きな植物を増やして楽しくお世話しているそう。
チョコちゃんの他に保護猫レオちゃんもお迎えして
「猫ちゃんが通れる扉を洗面のドアにつけたいなぁ」「キャットタワーもあったら楽しそう〜」
とおうち時間のワクワクも増えているご様子でした。
おうちづくりをしたことが、
「自分の本当の好き」や「やりたいことが見えてくる」
ということにつながっていれば、こんなにうれしいことはありません。
変化していくおうち
建物全体にかなり劣化が見られたため、当初は建て替えも視野に入れての打ち合わせでしたが、
費用を考慮しリノベーションすることに。
活かせるものは活かして費用を抑えつつ、
メインの空間は無垢の木材や塗装の質感などにしっかりとこだわったことで、
Iさんが好きなヴィンテージ感のある雰囲気に仕上がったのではないでしょうか。
リノベーションしたことで、新しい家族を迎えたり、観葉植物のお世話するようになったり、
DIYで自分らしい空間をさらに進化させながら、今の暮らしを楽しんでいらっしゃるIさん。
これからさらに Iさんらしさの詰まったおうちになっていくのが私たちも楽しみです。
